グロース株への投資で大きなリターンをあげるためのルール
みなさん、こんにちは。
私はITグロース株へ集中投資をしており、ここ2年間で年率20%のペースで資産を増やしていますが、今後も着実に資産を増やすため、以下のルールを自分に課しています。
実際、株式投資をしてみてよくわかりましたが、投資で着実に資産を増やしていくには、儲けを早く大きくしたいという欲望を如何に抑えられるかが鍵だと思います。
以下のルールはそのような欲望を抑えることが大きな目的です。
1.自分がよく理解している業界・企業のみに投資をする
私は長年IT業界で働いてきたため、この業界のことを熟知しており、そのためIT関連の企業のみに投資してます。
特に私は2020年前後に普及が本格化する5Gの恩恵を受けやすいIT企業をメインに投資しています。5Gの波に乗れる企業はこれからの10年間、確実に大きく成長するので。
また、投資した企業については4半期決算を必ずチェックして、業績に問題がないか確認しています。ただし、決算は現時点の業績しか示さないので、それだけで投資はしません。あくまでも将来性があることが大前提です。
2.PER(株価収益率:株価が一株あたり純利益の何倍であるかを示す)が30以下でないと投資しない
ITグロース株は将来の期待感から株価が割高になりがちです。あまりに割高なタイミングで購入してしまうと、株式市場が下がり相場に入ったタイミングで大幅に値崩れして、大きな損失を被るリスクがあります。
そういったリスクを避けるため、割高な株はつかまないように心がけてます(ただし、アリババの株だけは購入判断するPERを35以下としています)。
3.株価のチャートが下降トレンドのタイミングで購入する
ITグロース株は値動きが非常に激しく、株価は上下に波打ちながら上がっていく傾向が強いです。
そのため、私は下降トレンドに入ったタイミングで複数回に分けてコンスタントに買い入れるようにしています。
ちなみに19年4月22日時点でITグロース株は上昇トレンドにあるので、現在、一切買い入れをしていません。
4.株価が大幅値下がりしても売らない
上記でも述べた通り、ITグロース株は株価変動が激しく、大きく値下がりしても辛抱強く待っていれば大体数ヶ月で元に戻ります。
ただし、あまりに割高なタイミングで買ってしまうと買値まで株価が回復しないリスクがあるため、買い入れの際にはPERが30未満であることを必ず確認しています。
5.常に一定の現金を保有する
基本的に株式市場全体が大きく値崩れしたタイミングで大量に買い入れをすれば、株価回復時に多くの利益を獲得できます。
そのため、全ての資金を株式に変えてしまうのではなく、常に一定の現金を保有することが鉄則です。
私は現金を確保するため、コンスタントに給与や賞与から投資用資産へ現金を振り分け、毎月コツコツと投資用の現金を上積みしています。多くの人はその資金をその都度、投資に回していますが、私は現金として溜め込み、値下がりのタイミングで集中投下する方式です。
また、投資をしてみたものの思ったように値上がりしなかった株式については早めに利益確定して現金に戻すようにしてます。
最後に
ここ2年間、ITグロース株へメインに投資することで年率20%のリターンを実現してきました。2018年10月頃から株式市場は弱気相場に入り、これから1〜2年は不安定な状況が続くと思いますが、上記のルールにしたがって適切に投資をすればこれからの10年間、年率14〜15%で資産を増やせると考えています。
なお、ITセクターへの投資は怖いのでしたくない、そもそも株式運用自体にそんなに手間をかけたくないと考えるのならばS&P500のETF(例えばバンガードのVOO)を購入して、ひたすら持っていてもいいと思います。この場合、これからの10年、何もしなくても年率7〜8%で資産は増えていくと思います。コスパを考えるとこれでもかなり割りのいい資産運用だと思います。