狙うはITグロース株 成長率の高いIT株を解説するブログ

IT企業で長年働くリーマンがIT企業のビジネスやトレンド等について発信します。

ITセクターへ投資したいならばVGTのETFを購入すべき!!

みなさん、こんにちは。

 

私は長年IT関連の仕事に従事しており、今後、世の中全体がITをベースとした社会構造へ根本的に変革していくことを確信しているため、効率的な資本形成のためIT株への投資を積極的に実施しています。

 

それでは、具体的にどの個別株が有望かと言いますと、100%の自信を持って勧められるものはありません(苦笑)。。。

 

グーグルに限って言えば、突出したAI開発力、スマホOS、動画、マップなど、今後、成長が大きく見込まれる分野で突出した優位性を有しているので個別に投資しておいても間違いないと思いますが(グーグルの株価は19年4月14日時点でPERが27.98(注1)で、そこまで割高ではないですし)、それ以外の企業はITセクターの競合他社に現在のコアビジネスを食われるリスクがあるので、どの会社が10〜20年後、大きく成長し、株式投資としてリターンが大きいかは長年IT関連の仕事をしている私でもよくわかりません。

 

はっきり言って、10〜20年後にどのIT企業がどれだけ成長しているか100%正確に予想できる人などいないと思います。それだけITセクターの盛者必衰は激しいです。一時期、一世を風靡したサンマイクロやヤフー(米国)も買収されたり、コアビジネスを売却したりして表舞台から姿を消しましたしね・・・

 

それではどこに投資すればいいかと言いますと、ITセクターの個別株をまとめて商品化しているETFを購入すればいいのです。そうすれば、IT企業間の激しい競争リスクを負うことなく、ITセクター全体の発展の恩恵を享受することができます。

 

私がおすすめするETFはバンガードのVGT(米国情報技術セクターETF)とインベスコのQQQ(ナスダック100連動型ETF)の2本です。

 

VGTは①テクノロジー・ソフトウェア、サービス、②テクノロ ジー・ハードウェア、③半導体および半導体製造機器の 3 つの分野の企業で構成されており、アップル、マイクロソフト、ビザ、インテル、シスコ、マスターカード、オラクル、ブロードコムIBMなどの企業により構成されます(ただし、19年4月14日時点でアマゾン、グーグル、フェイスブックは含まれません)。

 

QQQはアメリカのナスダックに上場している企業で構成されており、主要な米国ITメジャーは全て含まれています。大体70%くらいがIT企業です。

 

なお、VGT、QQQの過去の年間平均の価格上昇率は以下の通りです。

VGT:22.07%(1年)、29.03%(2年)、32.89%(3年)、30.31%(5年)

QQQ:16.68%(1年)、21.76%(2年)、25.18%(3年)、26.34%(5年)

(19年4月14日時点で計算)

 

あと細かい点ですがVGTの経費率は0.1%、QQQは0.2%です(経費率は年間手数料みたいなもので1年間で100万円のETF保有した場合、0.1%だと千円取られます)

 

正直、VGTとQQQのどちらに投資しても今後高いリターンが期待できますが、私はITセクターにできる限り100%集中投資してリターンを最大化したいためVGTを購入するとともに、グーグルを個別株として保有してます(あとソフトバンクGの株も少しだけ持ってます)。

 

アマゾンとフェイスブックもグーグルとともにVGTには含まれておりませんが、アマゾンはPERが高すぎるので購入を控えてます(19年4月14日時点で91.51)。一方、フェイスブックは成長の余地があるため、今後、個別株を購入したいと考えてます。

 

私自身の投資方針としては、VGTとグーグル&フェイスブックの個別株を株価下降局面でコンスタントに買い増していこうと考えてます。ただし方針についてはITセクターの競争状況を詳細にウォッチを続け、それに応じて柔軟に変えていくつもりです。

 

もちろんITセクターの競争状況についてはこのブログでコンスタントに説明していく予定です。

 

注1:PERとは株価収益率であり、一株あたり純利益の何倍の価格がついているかを表します。私の場合、ITセクターへ投資するにあたり30未満を購入の条件にしてます。アマゾンやアリババは結構有望だと思うものの、PERが50を超えているため株の購入は控えてます