今回の米中貿易摩擦でこれ以上株価は大きく下がらないと思う
みなさん、こんにちは
ゴールデンウイーク終盤の5月5日、突然、トランプ大統領が中国向けの関税を25%に引き上げるとツイートし、そのため、それまで比較的好調であった米国の株式市場も急に不安定化しました。
米国株式に投資している私は、今週、米中貿易摩擦の成り行きと米国株式市場の動向を詳細にチェックしていましたが、5月11日時点で今後、この件で株価がこれ以上大きく下落する可能性は低いと判断しました。
そのように判断した理由は、10日午前0時1分、トランプ政権が予告通り追加関税を発動したにも関わらず、10日の米国ダウ平均は終値が前日比よりも高かったためです(以下のダウ平均株価グラフを参照)。つまり多くの投資家が今回の米中貿易摩擦を売り材料にしていないということです。
おそらく、昨年10月のように米中貿易摩擦をきっかけに株価が3〜4ヶ月にわたり大きく暴落することは今回はないと思われます。
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最近のアメリカの経済指標は比較的よく、アメリカ経済の停滞の懸念が薄らいでいます。JPモルガンのエコノミストも昨年末には12ヶ月以内に65%の確率でアメリカ経済が景気後退に入ると予想していましたが、今年4月29日にはその可能性を15%に修正しています。
更に、アメリカのFRB(中央銀行)も今年の利上げは棚上げすると発表済みです。FRBとしても今年は株式市場を不安定化させる行為はとらないと思います。
このような状況の中、今回の米中貿易摩擦が米国経済へ及ぼす影響は軽微であると多くの投資家が考えているのだと思います。
これ以上、株価が下がる見込みが低いため、今のタイミングでVGTのETFとフェイスブックの株に対して買い注文を入れようと思います。双方とも今回の米中貿易摩擦の影響で以下のグラフとの通り直近の価格は下がっており、今は比較的割安で購入できる状況にあります。
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フェイスブックについてはまだ株を一切保有しておらず、早く株を買いたいと考えていたものの、直近の決算発表の内容がよく、それが理由で株価が大きく上がっていたため、買いたくても買えずに困ってました。そのため、今回の米中貿易摩擦で若干ではあるものの株価が低下してくれたのは自分にとってはラッキーでした。
もし、私の見込みが外れて、購入後に更に株価が下がってしまった場合、更に追加で株を購入する予定です。基本的にフェイスブックの将来性は明るく、会社としても順調に成長を続ける可能性が高いと現時点では考えているので、株価が下がったからといって焦って売ることはせずに長期間ホールドしようと考えています。